以前、一眼カメラ(α7s)とiPhone6Sの写真を比較しました。
そういえばiPhone7とは比較してないなぁと思い、早速やってみました。
ほんとはいろんな条件でやりたいところですが、ひとまずやっつけでやってみます。
夜のLEDライトのみの環境での撮影です。
せっかくなのでiPhone7はLightroom Mobileアプリを使い、RAW形式であるDNGフォーマットで撮影しました。
ISOは100、F1.8 SS 1/20秒です。このパラメータはLightroomのプロフェッショナルモードで固定しました。
色が素晴らしいです。データも液晶も。
つぎに一眼レフのα7sとSEL1635Zでの組み合わせです。
ISOは100、F4 SS 1/4秒です。F4というのはこのレンズのもっとも低い値です。SSはこの時の最低な明るさとして1/4を私が選びました。
ちょっと下からの画像になっているのは、同じ三脚をそのまま使ったので、α7sのほうが下からの撮影になっています。
両方とも茶色のくまさんの目あたりにフォーカスしています。
んで比較したのがこれです。
Lightroomの画面キャプチャです。左がiPhone。右がα7sです。α7sはRAWデータで撮影し、ホワイトバランスだけ調整しています。
色の違いはこの際置いておいてください。条件に大きく左右される部分なので。
右の一眼レフのほうがピントがあっていない部分があります。被写界深度が浅いですね。
対するiPhone7は以前の6sと同じく許容錯乱円径の違いからでしょう。センサーサイズが小さいのでピントが合いやすいです。
逆に言えば背景をぼかすのが難しいですね。
両方拡大したものを見てみましょう
左がiPhone7、右がα7sです。
α7sは目がジャスピンじゃないのが申し訳ないです。そういう意味ではiPhoneのほうがくっきり見えます。
しかし、iPhoneはノイズがかなりのってます。iPhone6のときもそうでしたが、このノイズとはまだまだ付き合っていかないといけないようです。
でもちょっとまって。iPhoneの最低ISOは25なんです。ということで25で撮ってみました。
両方ともiPhone7で、左がさっきのISO100、右がISO25です。
クリックして拡大してみてください。
やっぱりノイズが多いです。
センサーサイズの小ささを考えるとここらへんが現状の限界というところでしょうか。
相当頑張ってはいると思います。
ちなみにLihgtroomでは、ISO25から1600 シャッター速度1/4から1/10000の範囲で選択できます。1/10000ってすごいですね。
ISO1600だとこのくらいのノイズです。
ディティールが潰れています。ISOを上げるのはなるべく控えましょう。
結論としては十分使える。
ただしスマホの中だけで完結しましょう。というところでしょうか。
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