だれだって最初は初心者で、でも誰だって最初からプロになれるのが写真です。
テクニックやセンスなんてあとからついてくると言わんばかりに写真を撮りまくるのが上達の近道ではありますが、カメラって機械なわけで、技術的なことも押さえておくとぐっと仕上がりの幅が広がります。
で、その技術的なことの情報って氾濫してるんですが、意外と、意外と間違った情報も多いんです。間違った、というかその時点では正しかったことも今となっては、ということもたくさんあるんです。
じゃあどの情報を信用して取り入れていこうか、となると、やっぱりカメラを作っているメーカーが出している情報ではないでしょうか?だってそこが間違ってたりわかりにくかったりすると、メーカーとしての信用問題になりますしね。情報は精査されているはず。
そこで、いろんなカメラメーカーの初心者講座的なサイトを漁っていきましょう。自分がもっているメーカー以外のメーカーの情報も取り入れていきましょう。基本は同じですから。
Nikon デジタル一眼レフカメラの基礎知識
最初にご紹介するのはやはり?ニコンでしょう。基礎知識なので、最低限な情報に絞ってありますし、左上のカメラの構造から全部読んでいっても1時間かからないはず。もう間違いない情報ばかりです。
特に上段の「露出」、「ISO感度」、「オートフォーカス」は抑えておきましょう。
ただし、内容はあくまで初心者用。読んでだいたい理解できたらもうOKです。
好きな写真の「撮り方」レシピを見てより実践的な情報へと進みましょう。
中級者以上の方ならぜひレンズナレッジへ。
「写真はレンズで決まる。」
という出だし。痺れますね~。
見え方の違い。ピントの範囲。レンズの選び方。レンズのお手入れ。
きっと知らない情報もあるかと思います。これらNikonの情報サイトは抑えておきましょう。
それと、ちょっとだけ趣旨からずれるかもですが、TopEyeという中高生フォトグラファー応援マガジンというのがあります。2016年6月現在で286部も発行されている冊子で、7000校に無料配布されています。若いエネルギーがもらえるかも?
LET’S START EOS キヤノン
http://cweb.canon.jp/cpc/starteos/index.html
NikonとくればCanon、ですよね。基礎講座がありました。ただ、このサイト、2016年3月で終了となっています。予定と書いてありますが、今はもう2016年6月。突然消えるわけじゃないのかな?
内容は名前の通り基礎講座です。ちょっと教科書チックな感じです。読みやすいといえば読みやすいです。それに、基本は構え方にあり!とかからのスタートです。基礎の情報を抑えたい場合にはいいですよね。
Canonは他にもKissのスペシャルサイトとしてママ向けのサイトがあります。
http://cweb.canon.jp/eos/special/kisssp/index.html
寝顔や集合写真、運動会など、シーンごとにテクニックを学ぶことができます。
寝顔なんて白いレースのカーテンをひいて優しい自然光で、なんて教え方、いいですよね。子供を撮りたくてカメラを勉強したい方は必見です。
PHOTO STYLE デジタルカメラの基礎知識 リコー
リコーは一眼レフではなく、コンデジメインの解説です。すごく読みやすいサイトです。GR Digitalにはお世話になりました。
同じサイトにフォトテクニックのページもあります。こちらもおすすめ
ちなみにリコーといえばPentaxもあります。ペンタックスは主に一眼ですし、言い方に問題がなければマニアックな仕上がりです。サイトはPentax+という名前で独立しています。プロの写真やコラムがたくさんで読み応え見応えのあるサイトです。が、初心者講座らしきものはまったく見当たらず・・・。むしろさすが!と思いました。
フォトパスWeb写真講座 オリンパス
http://fotopus.com/webPhotoLecture/pen1Point/index.php
オリンパスはなんといってもPen。私はOM-D派でしたが、コンパクトなミラーレスならオリンパスから選ぶでしょう、まず。おしゃれ感ありますしね。
そんなオリンパスは、動画です。動画でレッスンを受けることができます。初心者用と考えるとたしかに動画はあり、ですよね。
もちろん正統(?)な講座サイトも有りまして、フォトパsといいます。
もうちょっと実践よりということで、フォトパスマガジンというのも発行されています。
手持ちで撮れる600mm?とか魅惑的な記事も。マイクロフォーサーズは300mmで600mm換算ですもんね。
デジタルカメラ撮影ガイド 富士フィルム
http://fujifilm.jp/support/information/index.html
マニアックながらもハイスペックな富士フィルムのサイトです。サイトもマニアックで、基礎知識とかではなく、シチュエーション別の撮影手法です。機材の情報も交えてすごく実践的ですね。日の出日の入りの撮影なんて、防寒対策の情報から入りますからね!
そういえばこのサイトのほかに
マイカメラを使いこなそう!撮影ステップアップ
http://fujifilm.jp/support/digitalcamera/stepup/index.html
というサイトもありました。内容としては同系統のすごく実践的なページです。こちらもおすすめです。
写真・動画の撮影講座 Panasonic
http://ec-club.panasonic.jp/lumix/lesson.html
さすがPanasonic。動画の情報も多めです。こちらも基礎というよりは実践的です。子供の撮り方なんて、0-1歳、1-2歳など、年齢でわけられたりしてます。
SONYはαカフェというくくりでいろんな情報がありますが、その中のカレッジに、初心者むけの講座があります。おもしろいのはウェブでも読めるし動画でも見れることです。内容は同じで好きな方を選べます。両方見てもいいですね。コンテンツとしてはシチュエーション別でやはり実践的です。PLフィルターの解説とかあるのはビックリしました。
ちなみにαカフェはSNSみたいになっていて、写真を投稿したりコメントしたりフォローしたりできるようになっています。といっても他のメーカーも似たようなことはやっています。メーカのこういうサービスって嬉しいんですけど、カメラ乗り換えた時にどうすんだろ?とか考えちゃいますね。
他のサイトより、ちょっと変化球ですが、CASIOのサイトも入れたかったんです。QV-10からお世話になり、薄型EXILIM、大好きです。EX-S1はホント名機でした。
そんなCASIOですが、今は自撮りやゴルフスイング、アクションカムなど、ひねりのある商品が多いイメージです。このサイトは女子の自撮りのための講座です。「窓際+逆光」の魔法、なんて痺れません?可愛い女子がいっぱいなので、男子にもおすすめ!
まとめ カメラは面白い!
疲れてきました。だいたい網羅したように思いますが、抜けがありましたら教えて下さい。
メーカーの信頼できる情報からスタートするのがおすすめです。まとめてみて思ったのはメーカーの特色の出し方です。CanonやNikonの2大メーカーがさすがにコンテンツ量、質ですし、それに動画や他の特色で立ち向かうSonyやPanasonicの情報も面白いです。
これらの情報を抑えたうえで、より深い所へ向かいましょう。
コチラ側へようこそ!
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