とうとう、なんでしょうか。ずっと防湿庫はいらないよ、と思っていたのです。
ゆーても湿気で壊れるとかカビ生えるとかよっぽどでしょ、と。
ケースに入れていればいいよね、と。
ちゃんとエアコン入れてる部屋に置いてるし、気をつけるのは梅雨くらいでしょ、と。
でも・・・そういえばカビ生やしたことあるんですよね・・・そういうイヤな事はすぐ忘れるタチなので忘れてました。
それにもしカビが生えたら泣くくらいでは済まない価格帯のレンズもあるんです。
カビは湿度が60%を超えると発生します。日本はたいていの地域は超えてしまうのでは?季節にもよるでしょうけど。
ことここにいたっては防湿庫をケチっている場合ではないぞ、と。
でもですね。防湿庫を買いたくない理由ってのもあるんですよね。
1、高い
高いでしょ。ふつーのケースより確実に高い。
2、場所を取る
場所に余裕がある人はいいですよ。でも私はありません。
3、電気代がかかる
湿度を下げるためには電気のちからを使います。主な方式として乾燥剤吸着方式とペルチェ方式の2つを覚える必要があります。
じゃあなんで買ったのか。
1、高い
なんか調べてみたらですね。よくあるガラスケースにプラスαくらいの価格なんですよ、今は。なんかすごい高いイメージ(10万とか)だったんですけど、1万前後が今は主流のようです。
2、場所を取る
結局レンズをちゃんと収納しておこうと思うと場所は必要なんです。防湿庫もすごいたくさんの種類がありますので縦横高さのサイズをきっちりを探すことができればそこまでないかな、と。
3、電気代がかかる
そう、維持費がかかるのはイヤですよねー。ではいくらなのか。今回ワタシが購入した51リットルの大きさの電気代は・・・・・1日1.2円です。
1ヶ月で36円です。これ、維持費がかかるって考えなくてもいいのでは???
というわけで、今回いろいろ比較して、結果購入したのは、HOKUTOの51リットルタイプです!
メーカーとかタイプとかいろいろ考えたんですが、置き場所が奥行き30cmのスペースだったので、51リットルタイプにしましたが、置き場所によってはもっと大きいものでもいいかもしれません。
どちらにしろ今所有しているレンズやカメラがすべて入るスペースだけでなく、ちょっと余裕があったほうがいいです。
なんせほら、レンズって増殖するじゃないですか・・・
実際にカメラとレンズを入れてみたらどうやらもうレンズは購入できないようです。
そうかーこれでもうレンズを買わずに済むなぁ・・・
私の感覚ですが、レンズ12本と本体2台。
このくらいがこの防湿庫の最適なボリュームのようです。
届きました。HS-51Lという型番です。久しぶりに発泡スチロールを見ました。
背面です。ペルチェ素子タイプです。乾燥剤方式のほうがいいという人もいるみたいですが、私はペルチェのほうにしました。正直そんなに違いはないんじゃないかと思ってます。(乱暴?)
棚はスライド式です。高さは2cm間隔くらいで変更できます。棚はプラスチックで正直安っぽいのが残念。
奥に湿度調整のツマミがあります。MAXの必要はないんじゃないかなぁ。
TAIWAN SYSTEMって・・・
真ん中の段にはちょっと固めの波打ったウレタンが入っていました。上下の棚には単に捨てるしかないスポンジ。
なぜ真ん中だけなんだろう???
鍵はオーソドックス
取っ手は内側になっているので、プラスドライバーで外して表に付け替えましょう。
湿度計です。承認番号のようなものとURLがあったので見に行ったのですが、なにもありませんでした。
この52%は電源をいれる前です。電池はLR44が2個必要です。
固定がちょっと甘いんですが、私はこういう交換できるようになっている方がスキです。
発光LEDでもないので落ち着いた雰囲気です。光ってると邪魔な気がします。
電源はアダプタタイプです。5V2000mAの出力です。
大きくHOKUTOというロゴ
スライドレールです。ちゃんと止まります。位置の変更も簡単です。工具はいりませんし、力もいりません。
一番下の段はこのようなウレタンを持っていたので自作しました。
ということで完成です。
レンズが小さいのも含めて14本、本体が2台入っている状態です。
1日放って置いたら22%になってました。エアコン入れてるのに暑いなー(8月です。)
温度はおおむね正確です。湿度はどうなんでしょう?あんまり気にならない性格です。ちゃんと効果が出れば十分です。
レンズを放置することもなくなり、費用効果悪くないと思いました。
そんなにレンズ持ってないしなーという方も20リットルくらいの製品もあるので検討する価値ありですよ♪
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