おそらく初体験です。カメラのファームウェアはもう何回も経験済みですが、レンズのファームウェアアップデートはおそらく初です。
SONYのEマウントはNikon、CANONに遠く出遅れてはいるものの、最近は結構充実してきました。
そんな中で一般的には撒き餌レンズ(いい表現ではないですが)と言われる焦点距離50mmの単焦点、F1.8の明るいレンズを安価で出しています。
SEL50F18Fです。
NikonだとAF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
CANONだとEF50mm F1.8 STMに相当します。
間違えやすいのですが、SEL50F18というのもあります。こちらはAPS用です。フルサイズ用は最後にFが付きます。(変則的です)
で、このレンズは2016年の4月に発売され、私も購入しました。
このレンズが2016年の9月にファームウェアバージョンがアップされました。
静止画撮影時におけるフォーカス駆動速度の向上だそうです。
これが本当だとするとなかなかうれしいことです。このレンズ、3万くらいのレンズでレンズの中では安いほうです。が、下手すればコンデジも買えるくらいの価格とも言えます。写りはこんなもんだろうと納得はできるのですが、なんせオートフォーカスが遅い!
あとジーコジーコの音が安っぽい。
なのであまり、というかほとんど使わないレンズだったのです。
とはいえなんといっても標準レンズ。普段のつけっぱなしにコイツが使えるなら越したことはないので、早速現状のオートフォーカスと、アップ後のオートフォーカスを比較してみましょう。
アップデートの手順
上記SONYのサイトからUpdate_SEL50F18FV2D.exeをダウンロードします。(Windowsの場合。Mac版も用意されています)
カメラをUSB接続し、実行してみると、バッテリーが不足だそうです。40%くらいでしょうか。
というわけで充電。どうやら50%以上あればいいみたいです。
現状はVer.01で、これが02になるそうです。小数点はないのですね。
アップデートが始まります。
すぐに終わります。電源を切るのではなく、バッテリーを抜いて完了とのことなので、電源をOFFにして、バッテリーを抜き、しばらくしてから再度電源を入れます。
ではアップデート前と後で動画を撮ってみました。ボディはα7sです。
どうですか?確かに速くなっているようです。ジーコジーコなのはしょうがない、と考えれば、アップデートの価値はあります。
でもなんでしょうね。もうちょっと頑張って欲しい、と思うこの気持ち・・・
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