かんがえてみたらiPhone6Sの4Kムービー使ったことないです。あります?
正直4Kって解像度だけで転送レートかえって落ちちゃったりしてあまり意義を見いだせなかったのですが、今は4Kモニタをつかっていることもあり、等倍チェックできるなぁと思いました。
さっそくビデオのモードを変更しながら違いを確認してみましょう。
iPhone6SのiOS10ベータという環境です。モードは
の4種類。では上からいきますよー
見るときには右下の歯車を押して解像度を正しく設定してくださいね。
ちなみにyoutubeにUPしたファイルはこちら
例えば4Kの動画は11秒で65MB程度あります。Youtubeのデータは約21MBでした。1/3ほどに圧縮されているので、その分割り引いてご覧ください。
細かく見ていくために、スクリーンショットを撮ってみました。
Pのところを等倍で切り抜きしたもの
1920×1080 30fpsPのところを等倍で切り抜きしたもの
Pのところを等倍で切り抜きしたもの
3840×2160
Pのところを等倍で切り抜きしたもの
解像度ごとにPの部分だけ4Kのデータと同じサイズに拡大して並べてみます。
こうすることでそれぞれの解像度の解像感というか違いが比較できますよね。
1280×720から切り抜いて拡大
1920×1080から切り抜いて拡大
3840×2160から切り抜き(すでに掲載ずみ)
結果は明らかですね。4Kの動画データは単に2Kを引き伸ばしただけのデータではありません。縦2倍横2倍の解像度、つまり4倍の情報量を持っていることがわかります。
ちなみにビットレートは上記の4K動画で44680kbps。43MB/Sです。
ちなみに2Kの30fpsは15224kbps。15MB/Sです。
再生デバイスがほぼ4Kに向かっている状態ですから、動画を残すときには4Kで撮るほうがいいかもしれません。
ただ、1920×1080の60fpsも捨てがたいんですよね。ぬるぬるだし、スローにできるし。
あと、なぜかiPhoneの4K情報を検索していると、NikonのD750との対決の情報が出ますが、これは解像度勝負をしていて、でもD750は2Kだといういったいなにを比較したいのかわからない情報になっています。
http://iphone-mania.jp/news-88632/
あれですかね。スマホの性能が高いほうが一眼なんで高くて重いカメラを使わなくてすむ、という願望があるのでしょうね。その願望私にもあります。
そううまくはいかないですよね。
ただ、差が縮まっているとは思います。スマホカメラで十分じゃん、というシチュエーションが増えてきたとも思います。だってそもそもD750では4Kが撮れなかったわけで、十分に光がある状況ならD750を首からぶら下げていたとしても、iPhoneで撮ったほうがキレイに撮れるという事実があるわけです。
というわけで、iPhoneの動画設定は4Kにすることに決めました。
ただし、容量には注意しましょう。
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